校正者:大澤次郎
このシリーズには二本目の映像があり、それについても書きたいと思います。最初に古代日本人の精神的状態、また霊的な状態に関する統計があり、映像1で触れた考えを発展させています。そして最後に、イエス様に従うようにと訴えています。私は特にその映像の中に出てくる二つのテーマに注目したいと思います。それは「原初的一神論」と「古代の系図の巻物の発見」の二つテーマです。
映像によると、原初的一神論とは、一人創造主である神様が世界中、様々な地域の様々な宗教や信仰の中に共通してあるという概念です。それはすごいではないでしょうか?いろいろな民族がお互いに相談しないで、独立した同じ考えに辿り着くなら、それはすくなくとも人間の魂に本来備わっていることを示し、私たちが生きている世界の霊的な状況についての真実の一つを示しているのではないかと思っています。
映像の別の場面で、聖書に載っている神様から最初の人のアダムを通す系図と同じような、天の御中主大神からの系図の巻物が示されています。この発見は映像1で天の御中主大神について示されていることを裏付けるものであり、創造主なる神様が日本文化の中で確かに見つけられたという結論に至るだろうと思います。
ネストリウス派のキリスト教徒が古代日本に来て、古事記などの神道の書類の内容に影響を与えたという学説もとても面白いと思いました。インターネットを少し見たのですが、学界の中では受け入れられていない学説ながら、ユダヤ教とキリスト教のシンボルが古代のお寺や神社にあることは認められています。それは、きっと何か意味があるのではないかと思いながら、私は歴史の学者ではないので、私ができるコメントはここまでですね。いずれにしても、11:12から映像にあるように、天の御中主大神が日本にある原初的一神論から来たにしても、ネストリウス派のキリスト教徒から来たにしても、聖書が表す一人の創造主なる神様を指しているのではないかと思います。